万葉館 片男波公園にある、万葉集の資料館。和歌浦を中心に、和歌山県内で詠まれた万葉歌やその背景、風土などをパネルで展示・解説。館内中央にある円形の壁に、きのくにわかやまに関連する歌107首を、奈良の都から新宮市まで「歌地図」で表している。紀伊万葉シアターでは、漫画家・里中満智子氏のイラスト等で万葉の時代をわかりやすく紹介。まさに万葉づくしの施設だ。所要50分。
休暇村 紀州加太 「休暇村 紀州加太」で、午後に3時間程度日帰り入浴を受け付けている。ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉の美肌の湯・加太淡嶋温泉を引く天空の湯があり、天守・紀淡の2つの大浴場を男女日替わりにしている。それぞれ広々とした内湯の外には、紀淡海峡を望む展望露天風呂やシルキー湯も設けられている。サウナも併設。予約で日帰り宴会プランなども利用できる。
温泉寺 龍神温泉元湯前の高台に立つ温泉寺は、弘法大師が開湯の折に瑠璃光薬師如来[るりこうやくしにょらい]を安置した草庵が始まり。宝永2年(1705)に明算[みょうざん]という僧侶が頑固な腫れ物を治した礼に薬師堂を再建したといわれる。
恋人岬 婦夫波[めおとなみ]とは、恋人岬と「陸の黒島」の間の狭い海峡に、東西から打ち寄せ合う波のこと。波が寄り添う姿からこう呼ばれ、波がぶつかりあって高く立つことから合掌波ともいわれる。また、恋人岬の斜面では、厳冬期を除いてブーゲンビリアの花も見られ、「陸の黒島」と少し沖に浮かぶ「沖の黒島」の美しい景観は、江須崎などとともに「すさみ八景」に選ばれている。