煙樹ケ浜 日本の白砂青松100選に選定されている景勝地。日高川の河口から日ノ岬方面へ弓なりの海岸が続いている。また、海岸線に沿って初代紀州藩主徳川頼宣の時代より保護されている長さ約4.6kmに及ぶ近畿地方最大の松林が続き、浜は砂ではなく丸い小石の砂利の浜が広がり、和歌山県の朝日・夕陽100選の美しい夕陽を見ることができる。ゴールデンウィークと夏にはキャンプ場が賑わい、松林にはサイクリングやジョギングに最適な遊歩道も設備されている。海は深く潮の流れが速いため遊泳禁止。
クヌッセン胸像 昭和32年(1957)2月、日ノ御崎沖で火災を起こした徳島県の機帆船の乗組員を、デンマークの貨客船エレン・マークス号の機関長ヨハネス・クヌッセンが救助しようとした際、荒天で波にのまれて水死した。この遺徳を偲んで建てられた胸像が、日の岬パークの駐車場近くにある。
温泉寺 龍神温泉元湯前の高台に立つ温泉寺は、弘法大師が開湯の折に瑠璃光薬師如来[るりこうやくしにょらい]を安置した草庵が始まり。宝永2年(1705)に明算[みょうざん]という僧侶が頑固な腫れ物を治した礼に薬師堂を再建したといわれる。
恋人岬 婦夫波[めおとなみ]とは、恋人岬と「陸の黒島」の間の狭い海峡に、東西から打ち寄せ合う波のこと。波が寄り添う姿からこう呼ばれ、波がぶつかりあって高く立つことから合掌波ともいわれる。また、恋人岬の斜面では、厳冬期を除いてブーゲンビリアの花も見られ、「陸の黒島」と少し沖に浮かぶ「沖の黒島」の美しい景観は、江須崎などとともに「すさみ八景」に選ばれている。