道の駅 くちくまの 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の中辺路街道入口にある道の駅。熊野古道の中辺路街道と大辺路街道の分岐点にあたることから、施設内の観光情報コーナーでは熊野古道や南紀エリアのさまざまな情報を提供している。物産販売コーナーでは紀州の梅製品をはじめとする地元産品や南紀のみやげ品などを取り揃えている。レストランでは、ご当地グルメ・和歌山ラーメンやうどん、定食など地元の味覚を楽しめる。
温泉寺 龍神温泉元湯前の高台に立つ温泉寺は、弘法大師が開湯の折に瑠璃光薬師如来[るりこうやくしにょらい]を安置した草庵が始まり。宝永2年(1705)に明算[みょうざん]という僧侶が頑固な腫れ物を治した礼に薬師堂を再建したといわれる。
恋人岬 婦夫波[めおとなみ]とは、恋人岬と「陸の黒島」の間の狭い海峡に、東西から打ち寄せ合う波のこと。波が寄り添う姿からこう呼ばれ、波がぶつかりあって高く立つことから合掌波ともいわれる。また、恋人岬の斜面では、厳冬期を除いてブーゲンビリアの花も見られ、「陸の黒島」と少し沖に浮かぶ「沖の黒島」の美しい景観は、江須崎などとともに「すさみ八景」に選ばれている。