千畳敷 湯崎の南約1km、瀬戸崎の先端にある今から約1800万年前から1500万年前にできた大きな白い岩盤。柔らかい砂岩でできているため、長年の荒波の浸食によって石畳ならぬ岩畳のような地形が造り出された。広い岩畳は、何層もの階段状になっているので、容易に先端の波打際まで歩いて行ける。風の強い日は波が岩に砕け散って豪快。夕景もまた美しい。
JA紀南日置支所しおさいの館「にこにこ市」(関西広域連合域内直売所) 生産履歴の管理により、安心安全、朝採り新鮮、なおかつ安価な農産物を販売。また、毎日、生産者が当番制でレジに立ち、利用者と直接話をし、珍しい野菜などの調理方法を伝授してくれる。
日置川ログハウスキャンプ村ウッディ&リバー 日置川渓谷にある河畔キャンプ場。ジェットバスとTVを備えたログハウスをはじめ、大自然の中だが山奥の不便さを感じさせないと評判だ。場内を流れる小川では水遊びや魚のつかみ穫りができる。
温泉寺 龍神温泉元湯前の高台に立つ温泉寺は、弘法大師が開湯の折に瑠璃光薬師如来[るりこうやくしにょらい]を安置した草庵が始まり。宝永2年(1705)に明算[みょうざん]という僧侶が頑固な腫れ物を治した礼に薬師堂を再建したといわれる。
恋人岬 婦夫波[めおとなみ]とは、恋人岬と「陸の黒島」の間の狭い海峡に、東西から打ち寄せ合う波のこと。波が寄り添う姿からこう呼ばれ、波がぶつかりあって高く立つことから合掌波ともいわれる。また、恋人岬の斜面では、厳冬期を除いてブーゲンビリアの花も見られ、「陸の黒島」と少し沖に浮かぶ「沖の黒島」の美しい景観は、江須崎などとともに「すさみ八景」に選ばれている。