珍重庵 勝浦店 特製の餡を生地で包み熊野芋の形に似せ、串刺しにし回転させ焼き上げた、あんのし10個入り972円が評判の店。あんのしとは、熊野方言で「あのね」という問いかけ言葉に由来する。その他、紀州産梅を口当たり良くさっぱりとした風味に仕上げた吉祥果。カステラ生地につぶ餡を入れホイルで包んで焼きあげたまろやかな焼き菓子補陀落。紀州産の餅粉に黒糖を練り込み、特殊焙煎したキビ粉をまぶして食べるお鴉[からす]さまなどもおすすめ。珍重庵の和菓子は熊野信仰や故事にまつわる名の銘菓が多い。
焼きたてのパンサンタ 早朝から宵まで、順次、約100種の焼きたてパンを店内に並べる地元で人気のパン店。アイディアマンである店主は北山村産のじゃばらを使ったじゃばらタルト1260円や、マグロを形どったチョコクリーム入りのまぐろちゃんパン500円など、熊野の特産物とコラボさせたユニークなパンを数々誕生させた。
勝浦海産物センター 海の幸が豊富な、勝浦を代表する海産物の専門店。朝9時から、地元の魚で作った一夜干しや干物がズラリと並ぶ。店内は生鮮魚・海産物・マグロ・クジラなどのコーナーに分かれ、マグロを甘辛く煮込んだマグロ角煮972円、マグロの切売り1kg5250円、ミンククジラの刺身100g1260円、うるめ丸干756円など多彩だ。紀伊勝浦駅前のため、土産を求める観光客でいつも賑う。
温泉寺 龍神温泉元湯前の高台に立つ温泉寺は、弘法大師が開湯の折に瑠璃光薬師如来[るりこうやくしにょらい]を安置した草庵が始まり。宝永2年(1705)に明算[みょうざん]という僧侶が頑固な腫れ物を治した礼に薬師堂を再建したといわれる。