匹見峡温泉やすらぎの湯 清流・高津川の支流である匹見川。その匹見川沿いに上流へ行くと前匹見、裏匹見、表匹見、奥匹見の4つの渓谷美が広がっている。その景勝地の1つである裏匹見峡から流れる川沿いに匹見峡温泉があり、内湯と外湯で異なる2つの自家源泉の湯が楽しめる。弱アルカリ性で、天然の保湿成分を含む湯は肌がすべすべになる美人の湯として評判。ラドンを含む泉質は体の芯まで温まる。
道の駅 匹見峡 新緑と紅葉の季節は特に絶景が楽しめると評判で、中国山地屈指の渓谷美をみせる匹見峡。その匹見峡最奥部にあたる奥匹見峡にほど近い国道191号沿いにあるのが「道の駅匹見峡」。地域の活動の中心施設となっている「出合の里みちかわ」にトイレやバス停待合い・休憩所、駐車場が整備された道の駅で、ローカルな雰囲気に親しみがもてる。出合の里みちかわ内では、地元の新鮮な野菜や果物のほか、匹見産のワサビを使ったわさび漬けなどのワサビ商品や主婦たち手作りの押し寿司やおはぎなどが販売されているので地元の味覚を楽しみたい。
匹見峡 島根県西南部に位置する渓谷。匹見川沿いの表匹見峡、支流の広見川沿いの裏匹見峡、匹見川をさかのぼった奥匹見峡の中で、最も変化に富む景色が見られるのが裏匹見峡だ。渓谷沿いに全長約4kmの自然探勝歩道が整備され、岩間を走る水や滝、切り立つ断崖などの渓谷美が楽しめる。五段滝、橋の上から大きな淵が見下ろせる平田淵、水流が多い時に見ると岩が上下に動いているように見える流石の瀬まで徒歩約1時間40分。鈴ケ嶽の断崖が大きく立ちはだかる下を、巨石を縫って川が流れる壮大な景色が広がる。おすすめは5月の新緑がいっせいに芽吹くころと、10月下旬~11月中旬の紅葉期。
道の駅 かきのきむら 岩国と津和野を結ぶ国道187号沿いにある道の駅。特産品販売所には、無農薬・無化学肥料の野菜や米など、体に優しい食材や加工品が充実。なかでも添加物を一切使用していない手づくり味噌が人気を集めている。食事処「ごはん屋かきのき村」では、農家の食卓に並ぶようなごはん・味噌汁・おかずを素朴なままに提供。座敷席でゆったりと食事を楽しめると評判。
道の駅津和野温泉なごみの里あさぎりの湯 道の駅津和野温泉なごみの里内にある日帰り温泉施設。和風と洋風の2タイプがあり、和風には大浴槽・樽風呂・遠赤外線サウナ・水風呂、洋風には大浴槽・ジャグジー・ミストサウナ・打たせ湯が揃う。露天風呂は、週1回、漢方薬湯やレモン湯など季節の湯を実施。和風と洋風は週替わりで入替えになる。家族風呂(貸切風呂)や湯上がりに利用できる無料休憩室のほか、有料休憩室も完備。
高津屋伊藤博石堂 寛政10年(1798)創業の老舗漢方薬舗。白壁の店構えや、店内の帳場、薬箪笥などに歴史が感じられる。森鴎外も愛用していたという、秘伝の胃腸薬・一等丸は300粒1700円、600粒3000円。