道の駅 奥津温泉 美作三湯の一つである奥津温泉の温泉街を見下ろす高台に位置する道の駅。メイン施設の「旬彩市場 ふるさと物産館」には旬の野菜や山菜、果物、特産の食材を加工した品も数多く並んでいる。物産館内の「おばちゃんの味温泉亭」は、地元のおばちゃんたちが作る「田舎料理バイキング」が人気で、煮物や天ぷら、鏡野名物「かがみの田舎カレー」など豊富なメニューを味わえると好評。毎月第1日曜には「奥津うまいもん青空市」を開催。イベントでしか手に入らない特産品の販売や地元料理の振る舞いなどを楽しめる。
名勝 奥津渓 吉井川の上流、東洋一といわれる臼渕の甌穴群から奥津温泉にかけての渓谷で、清流が花崗岩をえぐり、甌穴[おうけつ]や滝など変化に富んだ景観をつくり出している。紅葉は澄み切った水が流れる渓谷の両側が鮮やかに彩られる景色を遊歩道やもみじ公園から見ることができる。渓谷には、天狗岩・琴淵・笠ケ滝・鮎返の滝など奥津渓八景と呼ばれる8つの見所がある。
飛島 大飛島[おおびしま]と小飛島[こびしま]からなる飛島。大飛島では、奈良時代から平安時代にかけての祭礼遺跡が発見され、水晶球や小壷、皇朝銭、土師器[はじき]など多数の奉献品が出土した(出土品は笠岡市立郷土館に収蔵・展示)。磯釣り客も多く、夏には海水浴客で賑わっている。