マリア観音 秋芳洞洞内の黒谷支洞にある石荀。黒谷入口近く、通路の中央にをふさぐようにある大きな石荀で表面がつややか。見る角度によっては全体の形が子どものキリストを抱いたマリア像のように見られることからこの名が付いた。
千畳敷 秋芳洞の本洞から黒谷支洞が分岐するあたりに広がる直径200m、幅120mもの大ホール。1万年以上前に起こった大落盤で誕生したといわれる空間で、今も幾重にも重なった巨大な岩が見られる。一角にある幽霊滝は、外は晴天なのに水が流れていたり、反対に雨なのに干上がっていたりする不思議な滝だ。
大理石工芸 秋吉台観光交流センターから秋芳洞に行く途中のみやげ物店で目を引くのが大理石細工。大理石は石灰岩が地熱で溶けて再結晶したもの。カルスト台地ならではの産物だ。製品は縁起物の亀やカエルのミニ置き物200円から、数十万円の彫刻までいろいろ。人気は文鎮やワイングラス500円くらい~など。結晶の粒子が細かいものほど高級品で、細工も手がこんでいる。