梅園菓子処 筑紫の霊峰宝満山の空気を表した「宝満山」1棹1650円、雪中に凛然と咲く梅の花になぞらえた「梅守」1枚385円、天満宮の神事うそ替えにちなんだ「うその餅」小1箱880円など、筑紫路・太宰府の情緒をたたえる菓子を創業以来変わらぬ手作りで作り続けている菓子処。
太宰府参道 天山 大宰府政庁跡から発掘された、奈良時代の鬼瓦を模した鬼瓦もなか1個220円~が看板商品で、夏場は鬼瓦アイスもなか1個300円も人気。太宰府産の梅酒を使った梅酒ケーキ770円(ハーフサイズ)もおすすめ。
寺町 江戸時代に久留米城防御のため寺院が集められた町。17の寺院が建ち並び、今でも江戸時代の面影が残っている。それぞれの趣ある寺には、久留米で活躍した多くの先人の墓碑がある。最もよく知られた人物は、勤王の志士高山彦九郎・久留米餅の始祖の井上伝・久留米つつじの始祖坂本元蔵・洋画家古賀春江などがいる。
水天宮 全国にある水天宮の総本宮。安徳天皇の生母・高倉平中宮[たかくらたいらのちゅうぐう]に仕えた按察使局[あぜちのつぼね]伊勢が、壇ノ浦の合戦で滅亡した平家の霊を弔うために祀ったのが始まり。安産、子授け、水難除け、子どもの守護神として知られる。
福聚寺 足立森林公園の一角にある黄檗宗[おうばくしゅう]の寺。藩主・小笠原忠真[おがさわらただざね]が寛文5年(1665)に建立した。その後、幕末の長州騎兵隊の兵火や火災などで消失した。本堂は享保2年(1717)に再建。開山堂などは明治以降に建てられた。本堂裏に庭園があり、足立山を借景に自然石を配した雪舟庭は必見。裏山方面の境内は一部見学不可のところがあるので注意しよう。