湯めぐりの宿 楠水閣 湯乃禅の里 緑豊かな犬鳴山系のふもとで、歴史ある脇田温泉に浸かれる湯乃禅の里は、楠水閣の経営。水車風呂、三十六歌仙の湯など、男女合わせて9種類の露天風呂を用意。冷泉風呂、サウナ、寝風呂などもある。入浴、食事、マッサージがセットになった日帰りサンキュープラン(3900円、要予約)なども利用したい。
ルートイングランティア福岡宮若 脇田温泉の閑静な山あいにたたずむ、天然温泉とバーベキュー場やキッズコーナーを併設したルートイングランティア福岡宮若内の健康ランド。内湯と露天風呂があり、壺風呂や+500円で利用できる岩盤浴も備わる。敷地内には、県下有数のグラウンドゴルフコースもあり、爽快な汗を流せる。
寺町 江戸時代に久留米城防御のため寺院が集められた町。17の寺院が建ち並び、今でも江戸時代の面影が残っている。それぞれの趣ある寺には、久留米で活躍した多くの先人の墓碑がある。最もよく知られた人物は、勤王の志士高山彦九郎・久留米餅の始祖の井上伝・久留米つつじの始祖坂本元蔵・洋画家古賀春江などがいる。
水天宮 全国にある水天宮の総本宮。安徳天皇の生母・高倉平中宮[たかくらたいらのちゅうぐう]に仕えた按察使局[あぜちのつぼね]伊勢が、壇ノ浦の合戦で滅亡した平家の霊を弔うために祀ったのが始まり。安産、子授け、水難除け、子どもの守護神として知られる。
福聚寺 足立森林公園の一角にある黄檗宗[おうばくしゅう]の寺。藩主・小笠原忠真[おがさわらただざね]が寛文5年(1665)に建立した。その後、幕末の長州騎兵隊の兵火や火災などで消失した。本堂は享保2年(1717)に再建。開山堂などは明治以降に建てられた。本堂裏に庭園があり、足立山を借景に自然石を配した雪舟庭は必見。裏山方面の境内は一部見学不可のところがあるので注意しよう。