くぼて鷹勝 卜仙の郷 昔、凶暴な8匹の鬼を退治したという猛覚魔ト仙にちなんで名づけられた山間の温泉施設。たっぷりと湯をはった男女別の大浴場には露天風呂もあり、求菩提山を眺めながら温泉を満喫できる。宿泊部屋は、半露天付、ベッドルーム付の客室もあり。癒しの宿鷹勝(由布院)と同系列のため、料理屋 鷹勝が手がける数々の料理も味わえる。
ぶぜんフルーツランド 瀬戸内海北西端の周防灘に面する豊前市。その豊前市郊外にある「太陽ハーモニーファーム」は予約制のバーベキュー場もある体験型観光施設で、メイン施設はほぼ一年を通して多彩な収穫体験ができる観光農園「ぶぜんフルーツランド」。晴れた日には周防灘が一望できる広大な農園内では、冬から春にかけてのイチゴ食べ放題のいちご狩りをはじめ、夏にはブドウ狩り、秋から冬にかけていも掘りや栗拾い、樹上完熟の温州みかんのみかん狩りなどの味覚狩りが楽しめる。詳細は公式サイトを要確認。
寺町 江戸時代に久留米城防御のため寺院が集められた町。17の寺院が建ち並び、今でも江戸時代の面影が残っている。それぞれの趣ある寺には、久留米で活躍した多くの先人の墓碑がある。最もよく知られた人物は、勤王の志士高山彦九郎・久留米餅の始祖の井上伝・久留米つつじの始祖坂本元蔵・洋画家古賀春江などがいる。
水天宮 全国にある水天宮の総本宮。安徳天皇の生母・高倉平中宮[たかくらたいらのちゅうぐう]に仕えた按察使局[あぜちのつぼね]伊勢が、壇ノ浦の合戦で滅亡した平家の霊を弔うために祀ったのが始まり。安産、子授け、水難除け、子どもの守護神として知られる。
福聚寺 足立森林公園の一角にある黄檗宗[おうばくしゅう]の寺。藩主・小笠原忠真[おがさわらただざね]が寛文5年(1665)に建立した。その後、幕末の長州騎兵隊の兵火や火災などで消失した。本堂は享保2年(1717)に再建。開山堂などは明治以降に建てられた。本堂裏に庭園があり、足立山を借景に自然石を配した雪舟庭は必見。裏山方面の境内は一部見学不可のところがあるので注意しよう。