キリシタン洞窟 明治初期の「五島崩れ」 といわれるキリシタン弾圧の中で、里ノ浦のキリシタン3家族が隠れ住んだ洞窟。若松島南端にある洞窟は、奥行約50m、高さ約5m、幅約5mのT字型の洞窟で、船でしか行けない険しい断崖の裏側にあり、海岸からは見えない格好の隠れ場。しかし、焚火の煙を見つけられて捕らえられ、厳しい詮議や拷問を受けたという。洞窟の入口に立つ高さ4mの十字架と3.6mのキリスト橡は、昭和42年(1967)の建立。毎年11月にはミサが行われている。近くには侵食でできた岩穴が聖母子像のように見える「針のメンド」もある。アクセスは瀬渡し船を事前に予約しよう。
矢堅目の駅 ピラミッド形の巨岩が屹立する矢堅目公園を望む海辺にある物産館。五島の清冽な海水を、大きな薪窯で煮詰める「矢堅目の塩」100g260円~の精製所に併設されており、この海塩やにがりのほか五島うどんなども販売。塩ソフトクリームもおすすめ。
武家屋敷通り 石田城跡(福江城跡)近くに位置し、江戸時代の面影を残す古い石垣の塀が続く通り。仲町と南町を結ぶ約400mの通り沿いには、かつて五島藩(福江藩)の中級武士階級の住居が並んでいた。石垣の上にかまぼこ型に積まれている丸い小石は「こぼれ石」と呼ばれ、外部からの侵入者を音で知らせたり、いざという時の武器の役目をもっているという。通りの途中には市指定史跡「福江武家屋敷跡」に建設された「福江武家屋敷通りふるさと館」や武家屋敷松園邸を使用した「山本二三美術館」などの施設もあり、散策するだけでも楽しめる。