草枕温泉てんすい 夏目漱石の小説『草枕』の舞台となった小天温泉にある日帰り温泉施設。福岡、佐賀、長崎、熊本の四県が見渡せる露天風呂が自慢で、雲仙普賢岳に沈む見事な夕日は必見だ。内湯にはサウナもある。館内の食事処や、敷地内にはロッジ式の宿泊施設草枕山荘も併設されている。
玉名温泉つかさの湯 男女合わせて560坪という西日本最大級の面積を誇る大浴場がある温泉リゾート。大きな天然木を使った檜風呂や露天風呂など、12種類の湯船やサウナでゆっくりとくつろげる。10室ある家族風呂やボディケアなどの施設も充実。日帰りでもランチやディナーが楽しめる。離れ湯楽亭で、高級旅館並みの客室を日帰りで楽しむのもいい。
城山公園 天草市街西方の小高い丘にある、別名「殉教公園」とも呼ばれる公園。江戸時代初期の寛永14年(1637)に起こった島原・天草一揆の戦没者をまつる「殉教戦千人塚」や、島原・天草一揆で使用された武器や国指定重要文化財の天草四郎陣中旗などを展示する「天草キリシタン館」などがある。桜の咲く時期には、多くの花見客で賑わう。
明徳寺 天草の乱後、江戸三代将軍家光の命により、キリスト教の禁圧を目的に天草で最初に建てられた禅寺。石段には小さい十字が刻まれていて、それを踏まないと入れないような工夫も、禁圧の厳しさを感じさせる。石段の入口に立つ異人地蔵は彫りが深く、文字通り異人の顔をしている。
からくり時計 人吉駅前にある、人吉城天守閣をイメージして作られたからくり時計。9~18時(11~2月は~17時)の間は毎時約3分間作動する。人吉の民謡や臼太鼓踊りの楽しい雰囲気につられて、相良の御殿様が庄屋どんの姿になりすまし、城下町におりてきて人吉温泉や球磨焼酎を楽しむユーモラスなストーリーになっている。