国宝 臼杵石仏 臼杵市郊外にある山里の丘陵地に点在する臼杵石仏。山王山石仏、ホキ石仏第一群(堂ヶ迫石仏)など、平安~鎌倉時代に凝灰岩の岩壁に刻まれた4群61体の石仏(摩崖仏)があり、そのすべてが国宝に指定。臼杵石仏を代表する古園石仏群は、古園十三仏ともいわれ、大日如来坐像を中心に、菩薩像や明王像など全13体が並び壮大な曼荼羅を構成する。丸みを帯びた柔和な表情に心が安らぐホキ石仏第二群など、その質と数は圧倒的。3日前までの要予約でボランティアガイドによる石仏無料案内があるのもうれしい。
臼杵 湯の里 杉山を切り開いた広大な敷地に、日帰り温泉のうすき薬師の湯ほか、宿泊施設、食事処も完備。地下1300mから湧き出す温泉は薄緑色で、トロリとした肌にまとわりつくような湯と評判。自然の岩盤をそのまま使用している雄大な露天風呂や内湯で堪能したい。70体の大仏を祀った臼杵大仏殿も合わせて参拝したい。