萱島酒造 明治6年(1873)創業の酒蔵で、九州を代表する清酒・西の関の醸造元。蔵の大部分は大正時代初めの酒蔵建築を今に残し、煙突とともに国の登録有形文化財に指定されている。併設されているギャラリーでは試飲、買い物もできる。ギャラリーと同じ名前の東西はここだけでしか買えない(720ミリリットル2030円)。
道の駅くにみ 道の駅くにみは、国東半島先端部の海岸線を走る国道213号沿い、キツネ踊りで知られる姫島を間近に、海の向こうに山口県を遠望するナイスビューポイントに立つ。サッカー場をもつ海浜公園入口に位置し、ごんげん崎ふるさと自然公園、くにみオートキャンプ場とも隣接している。直売所には新鮮な野菜やメロン、温州ミカンなどの果物、海の幸など地元の特産物が並ぶ。ぜひ味わいたいのが、駅内の「レストラン美浜」で出す「たこめし膳」。身が締まった国東半島でとれたタコを使ったたこめし膳は地タコの味がじわりと染み込んだ名物料理だ。
鹿鳴館 名勝・深耶馬渓の一目八景のなかに位置するやすらぎの宿・鹿鳴館で、日帰り入浴が可能だ。源泉かけ流しの温泉は貸切もできる(要確認)。岩風呂は浴槽の一部に木が生えている自然の岩を使い、天井も高く開放的で露天気分を味わえる。自慢の手打ちそばは、冷し山かけそば、とりそばがおすすめで、昼食によい。
東光寺 五百羅漢で知られる曹洞宗の禅寺。境内に安置された五百羅漢像は、一人の石工覚兵衛[かくべえ]が文久3年(1863)から19年の歳月を費やし彫り上げたもの。521体の石仏の顔は個性的で表情もさまざま。