南郷温泉どんタロの湯 西都市や日向市から九州山地の山奥深く入り込んだ百済伝説が伝わる百済の里にある入浴施設。百済王族が祀られている神門神社の裏山の地下1500mから湧出した温泉は、百済王族の贈り物といわれる良泉。炭酸水素塩温泉で肌にやさしく美肌の湯ともいわれている。男湯・女湯は、いずれも内湯と露天風呂があり、露天風呂からの眺めがよい。売店では、温泉を利用した化粧品も販売。
西の正倉院・百済の館 西の正倉院は、校倉造[あぜくらづくり]の奈良・東大寺の正倉院を忠実に復元したもの。展示された神門神社の宝物・唐花六花鏡は、奈良・正倉院、国立博物館など全国に5つある宝物の中の一つ。百済の館は、百済の最後の都となった扶餘[ぷよ]に残る客舎を復元したもの。
二上山 日向風土記では天孫降臨の地と伝わる。中腹には二上神社もある。五ケ瀬町との境にあり、以前から瓊瓊杵命[ににぎのみこと]が降臨された山と云い伝えられている山。男岳・女岳の二つの岳が一つになっていることから二上山と呼ばれる。
舞鶴公園 鶴の羽ばたく姿に似た地形であったことから、舞鶴城とも呼ばれた高鍋城。江戸時代は高鍋藩秋月氏の居城だったが、現在は史跡公園として整備されている。園内には、「高鍋町歴史総合資料館」や秋月家11代当主種樹の邸宅を復元した「萬歳亭はなれ」などあり、春には約500本のソメイヨシノが咲き誇って、毎年多くの花見客で賑わう。