暮・器・遊ポルトボー 山里に立つショップ&カフェで、赤瓦の屋根が目印。山並みに囲まれ、潮騒が聞こえる静かな場所だ。窯元たちの器や、手作りの温もりが感じられる雑貨が集められている。カフェテラスでは、木々の葉ずれを感じながらティータイムも楽しめる。定休日は事前連絡で応相談。
金見崎ソテツトンネル 島の北東部に突き出た岬が金見崎。そのほぼ先端部に設けられた展望台へ向かう道の途中にある。樹齢300~350年ほどといわれるソテツの巨木が200mほど、道の左右に延々と並び立ち、一種異様ともいえるトンネル状の景観になっている。なお、眼下に雄大な大海原のパノラマが広がる展望台は、このソテツトンネルの途中の階段を上った場所にある。
(株)奄美大島にしかわ酒造 (株)奄美大島にしかわ酒造の黒糖焼酎は、「長寿の島」徳之島の珊瑚礁を含む硬い岩盤に磨かれた天然水と、厳選された黒糖を、黒瀬杜氏の薫陶を受けた若き杜氏が、伝統の製法を継承しながらも、より多くの人に届けるため、より味わい深く・より飲みやすく仕上げている。令和元年(2019)11月に新設した工場は、徳之島初となる黒糖焼酎の製造工程見学コースを整備。併設した売店では黒糖焼酎の無料試飲や、購入した焼酎の発送手配も可能。見学は事前予約のみ。
有村酒造 北緯27度線に浮かぶ鹿児島県最南端の地、与論島の蔵元が有村酒造。与論島はサンゴ礁の隆起でできた一年中温暖な南の小島で、島人の親父たちの御用達となっているのが、客人をもてなすための飲酒儀式「与論献奉」にかかせない島焼酎、奄美黒糖焼酎「島有泉」。黒糖のほのかな甘い香りと爽やかな飲み心地のこの焼酎は、まさに南の島の贈り物だ。ゆっくりゆっくり、島時間で味わいたい。20度(720ミリリットル)1320円。35度(720ミリリットル)1980円。
ゆんぬ・あーどぅる焼窯元 陶芸家の山田幸子氏が開いた窯。「ゆんぬ・あーどぅる焼」とは、島の言葉で与論赤土焼という意味。島の風土にこだわった陶器で、鉄分を多く含む島の赤土を使い、釉薬にも赤土、サトウキビ、ヤシ、ソテツなど島の自然を活用している。手びねり体験は2200円。10時、14時の2回で要予約。