琉球銘菓三矢 球形をした沖縄の伝統的な揚げ菓子、サーターアンダギーの専門店。常に揚げたてを販売しているサーターアンダギーはサクッと軽い食感。定番のプレーン、黒糖味に加え、コーヒー、かぼちゃ味など、常時7種類を販売。また、数量限定で販売する「三矢の黄金ボール」は即完売の大人気商品。
おっぱじぇらーと工房(許田道の駅) 道の駅許田やんばる物産センター内でも人気の高いジェラート店。今帰仁村乙羽岳[おっぱだけ]麓にあるおっぱ乳業が出店する店で、おっぱ乳業が製造した牛乳をたっぷり使ったオリジナルジェラートがおいしい。ジェラートはミルクベースとヨーグルトベースがあり、ベニ芋やさんぴん、黒糖など沖縄素材のフレーバーも豊富。今帰仁産泡盛「古里」とレーズンが入った泡盛レーズン360円はアルコール1%前後の大人の味。おっぱ牛乳や飲むヨーグルトなども。
立神岩 切り立った断崖に囲まれた与那国島の中でも、東南部は最も厳しく、男性的な風景を持つエリア。荒い外海により気が遠くなるほどの時間をかけて造り出された奇岩が点在する。東崎からほど近いところでは、幾層にも分かれた断層を岩肌に見せるサンニヌ台がある。展望台からは、その名の通り軍艦のように見える軍艦岩が、今も波に洗われているのが見える。サンニヌ台から歩いて5分ほどの場所には、その岩の頂上から降りられなくなった若者が、神様に助けられたという伝説が残る立神岩が屹立している。
中村家住宅 約280年前に建てられた豪農屋敷で、沖縄戦の戦災を免れて琉球王朝時代の民家構造を完全に残している。享保10年(1720)頃には地頭職であったため、士族屋敷の形式としての風格もある。ほかにもトゥングワとよばれる屋根裏部分を物置きに使用するために屋根が低くなっている台所や、フールとよばれる豚小屋などに特徴がある。中世の日本の家屋と中国の建築の影響が随所に見られ、琉球時代の裕福な農家の暮らしを今に伝えている。
燐鉱石貯蔵庫跡 西港の手前に、昭和25年(1950)まで操業していた燐鉱石採掘事業の跡地がある。レンガの建物は鉱石を乾燥させた場所、左側の建物は貯蔵庫だった。ここで精製、乾燥された燐鉱石は、トロッコで西港へ運ばれ、北大東島外へ搬出されていた。燐鉱石採掘事業は戦前に最盛期を迎え、島の人口は2000人を超えていたという。国史跡に指定されている。