助ろく ゼラチンたっぷりの島カマボコを製造・販売。空港でも買えるが、できたてをここで買ってその場で食べるのが一番。島カマボコ1000円は魚の皮が入って香ばしく、モチモチした歯ごたえがいい。その日の漁獲によって買うことが出来る車エビ・モズク・イカスミなどの一口サイズのたらしあぎー(かまぼこ)1000円も人気だ。手でちぎりながら、わさびマヨネーズで食べるのがおかみさんオススメの食べ方。かまぼこをチップにした磯チップやいかすみチップ1袋700円は食べやすさが好評。
久米島の久米仙 久米島の北部、宇江城岳の麓でその宇江城岳を源流とする天然の湧き清水と豊かな自然環境のなか、こだわりある泡盛をつくる。ビデオによる泡盛つくりの案内があり、店頭では軽快な一般酒から濃醇な古酒まで各種泡盛の試飲が出来る。久米島限定「球美島[クミシマ]」3年古酒35度720ミリリットル2420円がおすすめ。
立神岩 切り立った断崖に囲まれた与那国島の中でも、東南部は最も厳しく、男性的な風景を持つエリア。荒い外海により気が遠くなるほどの時間をかけて造り出された奇岩が点在する。東崎からほど近いところでは、幾層にも分かれた断層を岩肌に見せるサンニヌ台がある。展望台からは、その名の通り軍艦のように見える軍艦岩が、今も波に洗われているのが見える。サンニヌ台から歩いて5分ほどの場所には、その岩の頂上から降りられなくなった若者が、神様に助けられたという伝説が残る立神岩が屹立している。
中村家住宅 約280年前に建てられた豪農屋敷で、沖縄戦の戦災を免れて琉球王朝時代の民家構造を完全に残している。享保10年(1720)頃には地頭職であったため、士族屋敷の形式としての風格もある。ほかにもトゥングワとよばれる屋根裏部分を物置きに使用するために屋根が低くなっている台所や、フールとよばれる豚小屋などに特徴がある。中世の日本の家屋と中国の建築の影響が随所に見られ、琉球時代の裕福な農家の暮らしを今に伝えている。