霧幻峡の渡し 会津地方の三島町と金山町との町境を流れる只見川の渓流は、夏の朝や夕方に川霧に包まれて幻想的な景観が見られることから「霧幻峡」と名付けられている。4月下旬~11月中旬には、その霧幻峡を和船に乗って景観を楽しむ観光用渡し舟が運航。JR早戸駅すぐそばの舟着場から霧幻峡を約45分で周遊する周遊プランと、舟で霧幻地蔵や産業遺跡の玉造硫黄鉱山跡などのスポットが残る廃村集落を訪れて散策する約1時間30分の散策付プランがある。
三島町生活工芸館 三島町の桐の工芸品や編み組細工、木工など、ものづくり体験ができる施設。国の伝統的工芸品に指定されている「奥会津編み組細工」に使われるヒロロという草や山ブドウヅルで編む小物作りができる。要予約。
観光交流舘からんころん 会津宮下駅から徒歩2分ほどにある「観光交流舘からんころん」は古民家を改装した町の観光案内所。レンタサイクルを貸出しており、貸出する自転車はすべて電動アシスト付きなので坂道も楽ちん。若い世代をはじめ60代以上の利用者も多く、車や列車旅とはまた違った風情を楽しめる。
松本家 文政2年(1819)創業。厳選した北海道産の小豆を使い、昔ながらの製法でつくる手作りの羊かんを販売している。水ようかんは5本入970円~、湯の花ようかんは5本入720円~。東山温泉に泊まったら、松本家の羊羹を買って帰るのが地元の方の定番。
天寧寺 新選組が京都守護職の松平容保のもとで市中取締りに尽力したことにちなみ、近藤勇の墓が立つ。墓には彼の遺髪や骨が納められているといわれる。土方歳三が藩主・容保公に願い出、会津藩の手により建立されたものである。隣には土方の戒名を刻んだ慰霊碑が立っている。