親水公園 近くの森から湧き出している、良質の地下水を有効利用するべく造られたお洒落な公園。新島の生活水は、すべて地下水から汲み上げられており、混じり気の少ない純粋な味がすると評判。島の特産であるコーガ石と、水の調和をテーマにした、新島ならではの特色をもっている。広い園内はコーガ石でできた噴水やローマの砦風オブジェ、水遊び場があり、ゆったりとくつろげる。家族連れやカップルの憩いの場となっている。
松が下雅湯 皇太子殿下と雅子様のご成婚を記念し、「雅」の字をいただいて命名された式根島の露天風呂。ひょうたん型の湯船からは、式根島港での漁船の発着が見渡せる。湯船も浅いので、ゆったりした気分で入浴できる。早朝に行けば、日の出を拝みながらの入湯という贅沢なひとときを過ごすことも可能だ。泉質は硫化鉄泉で赤茶色をしている。白いタオルや水着は染まるので注意しよう。湯加減はほぼ一定なので、干満時を気にせずに入浴できる。混浴につき水着着用が原則。
(有) おくやま 創業大正9年(1920)の古くから親しまれている老舗。一般食料品、酒類、日用雑貨、オリジナル雑貨、みやげ品など幅広く取り揃えている。みやげは、くさや、あしたば製品、島のりなどの食品もある。弁当は島のり弁当、づけ丼が人気。予約注文もできる。
清水寺 鐘楼、水屋、観音堂が市の有形文化財に指定される古寺。鐘楼は天保13年(1842)建立とされ、入母屋造り、銅板葺きで、朱雀、青龍、白虎、玄武の彫刻がはめこまれ、中央に口径約72cmの鐘が吊られている。急階段を上がった先にある観音堂は、嘉永3年(1850)再建といわれ、軒唐破風の向拝が設けられ、彫刻装飾が多く施されており、幕末期の傾向をよく表しているという。
新田神社 東急電鉄多摩川線の武蔵新田駅から徒歩数分のところにある新田氏ゆかりの神社。正平13年(1358)に矢口の渡しで謀殺された新田義興(義貞の子)の御霊を鎮めるため、新田大明神として祀ったのが始まり。浄瑠璃・歌舞伎『神霊矢口渡』でも知られる、江戸中期の蘭学者・戯作者平賀源内が参拝し、境内の神聖な篠竹で作った厄除開運・邪気退散の「矢守」は、破魔矢の発祥とされている。