三日月村 笹沢左保[ささざわさほ]原作『木枯紋次郎』[こがらしもんじろう]のふるさと。テレビ映画上の架空の村だが、江戸時代後期の村落や街道がみごとに再現されている。入場口となる関所で、円を文銭に両替する。茶屋や食事処、みやげ物店などで使われるのは全て文銭。紋次郎の生家や旅籠屋などのほか、地底探検のできる怪異現洞[かいいげんどう]や絡繰屋敷[からくりやしき]などのアトラクションも楽しめる。
ジャパンスネークセンター 毒蛇温室や大蛇温室では、日本のアオダイショウの子ヘビやマムシからキングコブラやブラックマンバ、さらに4mをこえるアミメニシキヘビやオオアナコンダなど、様々なヘビが間近に見られる。また、日曜のイベントでは、「猛毒ハブからの採毒実演」や「ヘビのお食事タイム」「ハ虫類ふれあい体験教室」など、ヘビについて楽しく学ぶことができる。大蛇との記念撮影(3~11月)も人気。
上田代 尾瀬ケ原の西端、山ノ鼻から牛首は、北の猫又川の拠水林と南側に迫る山裾にはさまれて東西に長い湿原となっている。尾瀬ケ原の中でも水気の多い場所で、小さめだが水深のある池塘が点在。浮島も多く見られる。湿原植物は水分を好むナガバノモウセンゴケや、池塘に生育するヒツジグサやオゼコウホネなどが見られる。川上川の拠水林に沿った一帯には、ミズバショウの群落も広がっている。