桶川市べに花ふるさと館 明治後期に建てられた民家を改築した、文化施設。陶芸やそば打ちなどの体験ができる。桶川土産にはべにばな饅頭360円~が人気。併設されている食事処では、地粉100%の手打ちうどんが味わえる。6月中旬~下旬には紅花の見頃を迎える。
小島農園 工房まきこ 桶川に息づく、伝統の紅花染めを体験できる。工房では、ハンカチ1300円~やシルクスカーフ2500円~(各2日前までに要予約)など、染め物体験教室を開いている。工房の2階では香り袋500円など紅染め製品を販売している。農園では紅花の栽培をしており、6月中~下旬には紅花の摘み取り体験(要予約)もできる。
大慈寺 延徳2年(1490)開創、明応2年(1493)廣見寺2世東雄朔方により再興、開山となる。本尊は聖観世音菩薩。延命地蔵、仁王像が迎える。本堂内の厨子は美術工芸品として評価が高く、堂内安置の子安観音像は、安産と子育てに霊験あらたか。また、体の痛い部分を撫でると身代わりになってくれると伝わる「おびんずる様」で知られる。アニメ映画の舞台地でもある。
奥武蔵自然歩道 毛呂山町の鎌北湖を起点に、北向地蔵~物見山~日高市の高指山~日和田山~巾着田~高麗峠~飯能市の天覧山を結ぶ全長約11km、約6時間の健脚家向けのハイキングコース。ゆっくり歩きながら四季折々の自然を味わえるように整備されたもので、スギやヒノキの林を抜け、武蔵野の面影を残す雑木林や高麗川の清流、のどかな田園風景を楽しみ、古刹古社などを訪ねて歩く。標高375mの物見山からの見晴らしは格別だ。
時の鐘 一番街通りから鐘つき通りに入ったところに立つ、木造の鐘楼。川越城主・酒井忠勝が、寛永年間(1624~44)に建てたと伝えられている。承応2年(1653)、松平信綱の命で改築。高さ16.2m、檜造りの現在の櫓は、明治26年(1893)の大火後に再建されたものだ。電動式で、毎日6時・12時・15時・18時の4回、時を告げている。