圓融寺 目黒区碑文谷の閑静な住宅街に位置する圓融寺。平安時代の仁寿3年(853)、慈覚大師による創建と伝えられる天台宗の古刹だ。広い境内には阿弥陀堂(本堂)、釈迦堂、仁王門などが立つ。国指定重要文化財である釈迦堂は、東京23区内最古とされる木造建築で、室町時代に建てられたもの。唐様建築に和様の美を取り入れた優美な様式に、入母屋造の美しい屋根の線を見せている。荘厳で静謐な境内は、思わず手を合わせたくなるような雰囲気が漂う。
扇屋 名物赤門もちはわらび粉と黒糖を主原料にした餅で1個216円。赤門形の紙パッケージ8個入り1978円はみやげに最適だ。また、豪華本型のパッケージがおしゃれな文学散策は赤門もち、イチョウの舞、御守殿門などの詰合せで11個入り2740円。
清水寺 鐘楼、水屋、観音堂が市の有形文化財に指定される古寺。鐘楼は天保13年(1842)建立とされ、入母屋造り、銅板葺きで、朱雀、青龍、白虎、玄武の彫刻がはめこまれ、中央に口径約72cmの鐘が吊られている。急階段を上がった先にある観音堂は、嘉永3年(1850)再建といわれ、軒唐破風の向拝が設けられ、彫刻装飾が多く施されており、幕末期の傾向をよく表しているという。