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情報提供：JTBパブリッシング
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明治5年(1872)創業の老舗料理店。明治14年(1881)9月の明治天皇の北海道行幸では、宮崎旅館に同陛下の行幸を得た。初代重兵衛は小松宮様から「鯉あらい」を伝授。現在の三代目にも伝承され、その独特な調理方法と味を守っている。今でも鯉やうなぎがメニューの中心で、いずれも厳選した素材を使用している。山麓から湧き出る天然の冷水で洗う鯉あらいとうなぎのセットが人気。大沼特産のジュンサイも是非味わってみよう。北海道で一番最初にできた宵どころで、令和3年(2021)で創業150年になる。
大沼の木々に囲まれた店舗は、赤い木造で北欧の家屋を思わせるロマンチックな造り。自慢は産地・農園から淹れ方にまでこだわったコーヒー。ブレンド珈琲、ストレート珈琲(プレミアム・スペシャルティ)を各種揃えている。8種類の豆の特徴を生かした香り豊かなブレンド珈琲は590円。パスタ、サンドイッチ、ピザなど食事メニューも味わえる。また、自家製ケーキは女性に人気。静かな林の中に佇む建物のテラスに座り、周りの音に耳を傾けると普段は聞きなれない音がいろいろと飛び込んできて癒される。
新鮮野菜をはじめ、大沼の地場食材を生かしたフランスとイタリアの家庭料理が評判を集める。牛肉と野菜の串焼きやパスタなど盛りだくさんの品がのった季節のランチは2000円。
昭和新山の入口近くに立ち、ドイツの木組みの建物をイメージした外観が目を引く。豚肉のビール煮が人気。スイスやドイツでのポテト料理「ロシュティ」や「ウィーン風牛ヒレ肉のカツレツ」など、常時20種類以上あるヨーロッパの輸入ビールと相性のよい料理が多数。
コクのあるスープと知床羅臼の海洋深層水を使った麺が自慢。カニのむき身をのせた、カニ味噌ラーメン890円、芋餅をのせた男爵ラーメン1100円が人気。
サロマの近海で水揚げされる新鮮な魚介類が食べられる。ボタンエビ、サクラマス、ホタテ、ホッキなど、15種ほどの旬の素材をてんこ盛りにした超ウルトラスペシャル生ちらし2750円がここの名物だ。サロマ湖で育った大粒のホタテは、ところ産ホタテ握り1850円で堪能を。厳選の旬の素材を使った握りは特上で3400円。その日のネタがなくなり次第閉店になるので、事前に電話確認をしたい。
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