食彩房はし本 高麗鍋の基本レシピ作成にも携わった、地域の名店。海鮮のおいしい居酒屋で、埼玉県内の銘酒が揃う。2階には40人以上収容可の宴会場も。単品のくじら料理は30種類。赤身刺身1080円、自家製ベーコン1100円、石焼1320円、たたき1100円、三種盛合せ(かのこ、うねす、本皮)3960円、高麗鍋660円など。
手打ちうどん はら 埼玉産の良質の小麦粉だけを用いたうどんは、コシが強くのど越しもなめらか。一番人気は鴨汁うどんで、鴨肉のコクが出た濃厚なスープと、もっちりとしたうどんとのハーモニーが絶妙。おすすめメニューはらうどんセットは、鴨汁うどん+鴨つくね焼+かき揚のセットで1100円。埼玉S級グルメ認定店。
むささび亭 横田基地で使っていたスクールバスを改造した店が目印。辛さが1~5番の5段階あるカレーは1週間のうち仕込みに半分をかけて作る本格派。チキンカレー1320円など。11~14時にはドリンクとのセット1650円がお得だ。
駿河屋 客とのコミュニケーションを通して作る料理は、飯能産野菜や果物を惜しみなく使った創作フレンチ。特に、“滋養となるスープを提供する場”だったレストランの原点を大事にし、「スープが旨くなければレストランではない」という信念のもと、飯能産のニンジンとカボチャを使ったスープなどスープの旨さの追及に余念がない。かつて栄えた飯能焼の文化を再現した窯元と手を組み、オシャレでインパクトのある器が、料理に温もりを添える。和テイストな器と、華やかな料理のギャップが楽しい。スイスを思わせる店内にある西川材の薪を使用する暖炉が、雰囲気をつくる。スロータイムを味わいたい。
小島屋 畑と住宅に囲まれた道をいくつも折れた先にたたずむ隠れ家的な店。入口を入ってすぐの調理場で熟練の職人が生きた鰻をさばいて焼き上げており、土間続きの広い店内いっぱいに漂う香りが食欲をそそる。名物の白焼きは、一切味を付けずに紀州備長炭でじっくり焼き上げる一品。しょうが醤油で味わうが、鰻本来の甘みを楽しむために、まずはそのままで。蒲焼きや白焼きを肴に酒を楽しむのもいい。うな重(吸い物、お新香付き)4550円~、蒲焼き・白焼き各4150円~。「うなぎ蒲焼きの大」1万2600円は、うなぎ3匹分が付く豪快な料理。数人で取り分けて食べよう。民家風の店舗は、テーブル席のほか庭を眺められる座敷もある。