たちばな 中山道福島宿の面影が色濃く残る上の段地区にある食事処。こぢんまりした造りだが、釣り歴60年超という釣り名人の主人が作る季節の郷土料理とイワナ料理を目当てに、遠方から足を運ぶ客も多い。新鮮なイワナは唐揚げや刺身で、一年中味わえる。予算は飲物別で1人3000円前後。
そば処まつば 木曽御嶽山麓の北東側に位置する開田高原はソバの産地。その開田高原の国道361号沿いにあり、自家栽培ソバの玄そばと地元産の玄そばのみを使用するそば専門店がここ。風味を大切にするためその日の分だけ自家製粉し、毎日そばを打つ。ざるそば950円。名物は赤カブの茎を発酵させた特産の漬物、すんきをのせたすんきそば1020円。
そば処ふもと屋 200年以上前に建てられた古民家で営業するそば店。そば粉は開田高原産と信州産のそば粉をブレンドしたものを使用。ざるそば1150円のほか、しゃぶしゃぶのように竹でできた小さな投汁[とうじ]カゴでそばを茹でて賞味する、とうじそば1350円が人気だ(料金はいずれも税別)。宿泊(1万1000円)も可。
岩戸屋 戸隠神社中社そばにある戸隠でも指折りの老舗そば店。戸隠の地粉の風味を活かした手打ちそばと秘伝のつゆは、創業以来変わらない味を守っている。ざるそば950円、ざるそばにそば団子、天ぷら3品と小鉢がついた小鉢セットそば1500円もおすすめ。