東洋軒本店 明治22年(1889)創業の老舗西洋料理店。名物のブラックカレー1080円は、松阪牛の背脂と小麦粉をじっくり炒め、完成するまで約1カ月ほどかかるこだわりメニュー。手間隙かけたルーは見た目の黒い色からは想像できない、まろやかな味わいだ。クリームコロッケやタンシチューなどの洋食やコース料理も充実している。
つたや 創業明治8年(1875)。津で最も古い老舗。炭火焼した鰻を創業時からの秘伝のタレで仕上げる。人気のひつまぶし2700円は、カツオと昆布で仕上げただし茶で味わう。石焼の器で焼いた香ばしい石焼きひつまぶしとろろ付4000円(要予約)もおすすめ。うなぎ丼並1460円、中2020円、上2590円、特上3190円ほか。
一冨士 漁獲量が少ないために幻のカキとも呼ばれる、海山特産の渡利カキを味わえる希少な店。大台山系の清らかな水が流れ込む白石湖で育つカキは、えぐみが少なくうま味たっぷり。毎年訪れるファンも多い。渡利かきコース料理4620円。
ひさご 奥香肌峡に至る国道166号(和歌山街道)から僅かにはずれた家並みの中にある食事処。うなぎ料理をはじめ、夏は主人自慢の鮎の一夜干し600円などの鮎料理、冬は1人前からあるボタン鍋2500円~が人気。山の情報なども入手できるので、気軽に立ち寄ってみよう。