つるや食堂

宮津湾を眺めて食事ができる食事処。毎朝調理長自ら近隣の漁港に水揚げされる魚介類を買い付けており、11～3月には冬の冷たい海で身が引き締まったブリの料理が楽しめる(要予約)。当日の水揚げの状況にもよるが、脂ののった季節ならではのうまさをぶりしゃぶ6600円～やお造り、すしで味わえる。11～3月はカニもおいしい季節。茹でガニ、カニ造りなどのカニ定食5500円。さまざまな食べ方で楽しむカニコースは、お造りやカニすき鍋などが付いて9900円～、フルコースは1万7600円～(ともに要予約)。値段はカニの大きさやランクにより変わるので事前に確認をしよう。

湖畔に立つモダンな建物が印象的な創作和食の店。カウンター席では天橋立を眺めながら食事ができる。昼の定食は日替わり定食と寿司定食。にぎりずしや鯖ずしのほか季節の料理やすし懐石(要予約)も。夜は京のブランド産品・丹後グジや伊根湾で育てられた岩ガキ、冬期なら活きたまま仕入れ真水でしめてから茹で上げるカニや伊根の寒ブリなど、予算や好みに応じた懐石料理や鍋などを用意。極寒の日本海の荒波に揉まれて引き締まり脂がのった寒ブリを使ったしゃぶ鍋は12月下旬～3月の限定メニュー。薄切りの身をしゃぶしゃぶで食べるうまさは格別。値段は仕入れや時期によって変わるので要問合せ。

智恩寺の山門前に並ぶ「四軒茶屋」のうちの一軒。「三人寄れば文殊の智恵」にあやかった名物、智恵の餅は300余年の歴史がある文珠名物。つきたての柔らかい餅にこし餡[あん]が載っていて、あっさりした甘さが好評。1皿3個入りでお茶付きが450円、抹茶500円。みやげ用に10個入り1000円～がある。