奥伊根温泉油屋 目前に爽快な海を一望する、奥丹後の静かな里にある一軒宿。宿泊の夕食はもちろん、日本海で揚がった魚介類や新鮮な食材を盛り込んだ昼食の料理にも定評がある宿で、特に冬のカニや脂ののった寒ブリ、フグなどの日帰り御昼食プランは大満足の内容。「名湯奥伊根温泉カニ三昧の御昼食プラン」では、ズワイガニ1.5ハイを使用するカニミニコース、「名湯奥伊根温泉ぶり三昧の御昼食プラン」では伊根ブリのしゃぶしゃぶ会席など。いずれも3日前までに要予約。じっくりとカニや寒ブリのおいしさを味わったら、入湯料400円で海の見える温泉露天風呂も楽しみたい。
錦 渡月橋の畔、嵐山公園の中に立つ数寄屋造の料亭。桜の名所嵐山にちなんだ「桜宿膳[おうしゅくぜん]」は、かつて京都の商家で丁稚用に使われていた箱膳にヒントを得て考案したもの。上段に八寸、引出式の下段に季節の炊合せが彩りよく盛られた2段重ねの箱膳に、辛子豆腐や造り、焼き物、椀物などが付いている。料理の内容は季節感あふれる月替わりになっていて、昼の当日席は5800円~。
ひさご 昭和5年(1930)創業。自家製麺の茶そばで知られるが、いつのころからか親子丼1100円のおいしさが口コミで広がり、観光シーズンには行列ができるほどの名物メニューになった。サバ節と昆布で丁寧に取ったそば用のだし汁を使い、鶏肉と玉子2個でふんわりと半熟に仕上げている。