旅館川長 明治25年(1892)創業の老舗旅館。地元の西浦海岸で育ったタコの料理が味わえる。タコのフルコース7020円(4名以上で要予約)は、紙鍋にくぐらせるタコのしゃぶしゃぶをはじめ、刺身・天ぷらなど、それぞれの部位に適した方法で料理した全10種類。タコ料理の他、淡路島の海鮮料理(冬はふぐ、夏はハモ等)もボリュームあり。
菊水 店主は北新地での修業経験を持つ一流の料理人。それだけに間違いなしの上品な味付けで淡路島のあらゆる漁港で仕入れた地魚が食べられる。お昼は2750円のひめ御膳、4400円のお寿司が多めの寿司懐石が人気。お昼の食事には全てコーヒーが付く。お子様ランチは1650円。夜は5000円からの懐石コース料理や、その日の仕入れで決まる単品の食事も可能。
淡路ごちそう館 御食国 約14mの高い吹き抜けがロマンチックな大正期の紡績工場を利用した赤レンガのレストラン。こちらで注目したいのは、淡路牛バラと特産の肉厚淡路玉葱をやわらかく煮込み、仕上げに極上ロースを贅沢に敷き詰めたお肉が2層の絶品牛丼。
中国料理 四川 「早い安い旨いがモットーの気取らない店だから、気軽に来ていただければ」と語るのは平田健太郎店主。おいしさの秘訣はずばり手作り。ラー油も自家製で、一味唐辛子4種、香辛料5種を油に加えて2時間半かけて沸かし、旨味と香りを閉じ込めているとか。四川麻婆豆腐と四川担々麺の2大看板は手間を惜しまぬ丁寧な仕事の賜物だ。
大黒屋 城崎駅前にある、大正時代創業の老舗。カニ味噌軍艦巻き1個入りのかににぎり2000円、かに寿司(ちらし)1700円などのすしのほか、かに丼1500円など、香住から直接仕入れる、とろけるように甘いカニを使った料理が手ごろな値段で楽しめる。シーズン中には行列ができるほど人気。各種寿司はテイクアウトOK。