本格的なフレンチをカジュアルに楽しめる隠れ家レストラン。フレンチ出身のオーナーシェフ西岡章夫がパンからデザートまでを一人で手掛けるアットホームなレストラン。山梨の自然農の野菜や旬の食材を使い、手間暇かけた料理に長年のファンも多く地元住民に愛されている。子ども連れや1人でも歓迎。貸し切りパーティーも気軽に。フランスで修業した7年間に、親方から言われたのは「アーティスト(芸術家)ではなく、アルティザン(職人)であれ」ということ。地中海を連想させる鮮やかなブルーの外壁が印象的なレストランだ。

海外で日本料理を教えるという異色の経歴を持つ主人・佐藤重行氏。料理は極めて王道で、焼いたエビからとっただしで冬瓜を煮込んだ冬瓜えびそぼろや、合わせだしが香る銀あんをかけたかぶら蒸しなど、丁寧な仕込みとひと手間を惜しまない伝統的な京料理を供する。絶妙な火加減でピンク色に仕上げた合鴨ロースは絶品だ。

明るく開放的な欧米のような空気の中、料理やドリンクメニューを楽しめる。地中海をイメージしたというトルコブルーに包まれた店内は、リゾート感あふれる空間。イチオシメニューは、厚切りサンドウィッチ。野菜をたっぷり使ったヘルシーなオープンサンドで、見た目のインパクトも十分。ドリンクメニューは、女性に人気のコールドプレスジュースやラ・チンバリー社のエスプレッソマシーンから抽出される本格的なカフェなどがある。オリジナルカクテルなどのアルコール類も揃っており、ダイニングバーとしても利用できる。