第44回「天領さん」 「石見銀山遺跡とその文化的景観」で世界遺産に登録された「石見銀山」で知られる大田市。「天領さん」は、石見銀山が江戸幕府の直轄地(天領)であったことから名付けられた大田市の夏祭り。昭和56年(1981)から続く祭りで、例年8月に開催する。会場は、花火大会が人気の久手港の港まつりが行われる久手会場、石見銀山の大森の町並みを舞台に銀力車や縁日などが楽しめる大森会場、天領さん正調踊りや天領太鼓などが見られる大田会場の3会場。それぞれ開催日が違うのでいずれの会場にも訪れたい。
和布刈神事 ワカメの豊漁を祈願する神事。裸役の地元青年団員数人が赤い下帯姿で海に飛び込み、島から港まで寒中水泳する。日御碕神社の神職が宇龍港から権現島まで大漁旗を立てた漁船で行き、ワカメを日御碕神社の末社・熊野神社にお供えしてワカメの豊作と魚の大漁を祈願する祭り。
凉殿祭 神職一同、出雲森(本社の東方約100m)に参向して祭事を行い、次いで本社銅鳥居東側にある御手洗井に至り、祭事を終える。出雲森から御手洗井までは立砂が盛られ、この上に置かれた真菰の上を宮司が大御幣を奉持して参進する。この真菰を祀ると無病息災、五穀豊穣が実現するというもの。