鹿教湯温泉 文殊の湯 共同浴場「大湯」を取り壊し、平成12年(2000)に同じ場所に建てられた公衆浴場。内村川沿いに立つ建物は簡素な平屋建てで、館内には男女別の浴場のほか、受付、椅子とテーブルが置かれた休憩スペースだけというシンプルさ。内湯は黒御影石の縁にタイル貼りで、熱い湯とぬるめの湯の2つの浴槽があり、外に続く石造りの露天風呂は5~6人で満員だが、せせらぎと森の緑が清々しい。かつての「大湯」の風情こそないが、名湯を満喫するには充分。
武石温泉うつくしの湯 里山風景や美ヶ原の稜線が美しく望める、好ロケーションにある施設。丸子から武石峠を経て、浅間温泉や美ヶ原へ抜ける県道沿いの丘の上に立つ。2カ所ある浴場は、ジェットバスや打たせ湯、サウナを備えた展望大浴場と岩組みの露天風呂。ドライとミストのサウナ、大浴場の造りや展望などに少し違いがあるので、週ごとに男女を交替する。入館料のみで利用できる福祉風呂(要予約)、食事処兼大広間、別料金の小広間なども完備している。
静の桜公園 樹齢800年を超える「静の桜」(県の天然記念物)を中心に整備された公園。「静の桜」という名前は、奥州平泉に下った源義経の後を追った静御前が「奥州」と間違えて美麻の「大塩」に来てしまった時に、突いた杖が根付いたという伝説が由縁とされている。残念ながら令和3年(2021)に「静の桜」は倒れてしまい、令和6年(2024)1月現在倒れたままの状態となっているが、公園内は静御前の生涯を収めた八角絵巻堂や記念石碑・薬師堂があり、今も歴史に思いを馳せることができる。また春先には公園内でフクジュソウやミズバショウ等も楽しむことができる。
居谷里湿原 県の天然記念物に指定された湿原地帯でハナノキの自生地としても有名。木道が整備された遊歩道周辺では早春から初夏にかけて、ザゼンソウ、リューキンカ、ミズバショウなどを見ることができる。雪解けの頃はぬかるみもあり、長靴を用意するなど、足元に注意が必要。