石花海 館名の「石花海」とは、駿河湾の海底に広がる浅瀬のこと。反して湾内には水深2500mの深海もあり、その複雑な地形ゆえに多様な魚介が生息、魚の宝庫とされている。そんな駿河湾の海の幸を供することが自慢の宿だ。日帰りでも利用可能な、海と空のパノラマが広がる露天風呂には、自家源泉を100%かけ流し。夕刻には伊豆半島の先に沈む太陽を見ながら、夜は星空を眺めらながらリラックスできる。温泉は保湿効果に優れ、湯冷めしにくいとされるナトリウム・カルシウム-塩化物泉。全館畳敷きなので、素足でのんびりと過ごせるのもいい。
菓子処花たちばな 伊豆の特産物のひとつ、ニューサマーオレンジを素材にした自家製菓子が揃う。人気があるのはオレンジの香りが高いオレンジヨーグルトムース1個220円や、ニューサマーオレンジの餡を包んだまんじゅうのたちばな1個100円など。
御菓子処黒初 小麦粉で作った柏餅、稲取自慢を販売。皮がやや黄色味を帯び、餅のような粘り気はなく、さっぱりとした味わい。1個150円。稲取では柏餅といえば小麦粉の物が一般的で、祭りや盆のお供えにも使われる。餡はつぶしあん。
蓮華寺 慶雲元年(704)、文武天皇の勅願で行基が創建したという。15代まで法相宗、16代から天台宗になり36坊を有した。萩の寺として有名で、秋には見物客で賑わう。徳川家康のご朱印目録や、今川義元の寄進状などが拝観できる。山内一豊ゆかりの寺。木喰上人が一晩で彫刻した子安地蔵尊(文化財)が有名。
清水屋 約300年の歴史を誇る和菓子の老舗。享保6年(1721)、茶人・松平不昧の進言によって今の形になった、ひと口サイズの酒饅頭。小麦粉と砂糖に秘伝の米麹を加えて作った皮に、特製のこし餡をたっぷり詰めた逸品だ。小饅頭10個入り600円。こし餡を昆布入りの羊羹でくるんだ黒大奴[くろやっこ]は、まろやかな口あたり。15個入り1200円。
なぎさの湯 国道136号から案内看板に導かれた大浜海水浴場の近くに立つ。シンプルな造りの町営の温泉施設で、地元の人の憩いの湯だ。大浴場は男女別で、タイル貼りの浴槽。外には露天風呂があり、こちらも清潔なタイル貼りの浴槽で、白砂に打ち寄せる西伊豆の海が感じられる。館内には8畳ほどの無料休憩所しかなく、販売品もタオルだけしか置いていないが、西伊豆の美しいサンセットを味わうには申し分のないロケーションだ。