施設情報は取材時点のデータです。
施設の都合などで内容が変更されている場合がございますので、予め最新情報をご確認の上おでかけください。
情報提供:JTBパブリッシング
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亀池港[かめいけこう]の近くにある標高56mの展望台。はるか北には北大東島が見える。周囲約21kmの島ながら、展望台からの風景が広大な土地のように見えるのは、サトウキビやジャガイモの耕地の単位面積が大きいため。また、島の地形が周辺部ほど高い洗面器型なので、周りの海がほとんど見えないせいでもある。

沖縄本島から約400kmのはるか東の海上に位置する。世界的にも希少な、環礁が隆起してできた離水環礁[りすいかんしょう]の島。大東諸島では最も大きい面積約30平方kmの島。沖縄では6番目に大きい。大陸とつながった歴史がないため植生も独特で、こうした珍しい自然が最大のみどころといえる。島の歴史は開拓移民が入って以来のわずか約100年。60年ほど前までは製糖会社の管理下にあり、今も南大東島シュガートレインの跡が残る。島の中心は役場や南大東地方気象台のある在所集落。

隆起サンゴ礁でできた南大東島には約120の鍾乳洞があり、星野洞はなかでも最大規模のもの。全長375mの洞内には見学通路や照明が整備され、およそ3300平方mの大ホールを含む変化に富んだ地形を観察できる。日本一長いという1.7mのソーダ・ストロー(鍾乳管)は別のホールにあり、通常は見られない。

切り立った断崖に囲まれた与那国島の中でも、東南部は最も厳しく、男性的な風景を持つエリア。荒い外海により気が遠くなるほどの時間をかけて造り出された奇岩が点在する。東崎からほど近いところでは、幾層にも分かれた断層を岩肌に見せるサンニヌ台がある。展望台からは、その名の通り軍艦のように見える軍艦岩が、今も波に洗われているのが見える。サンニヌ台から歩いて5分ほどの場所には、その岩の頂上から降りられなくなった若者が、神様に助けられたという伝説が残る立神岩が屹立している。

国道58号数久田交差点から車で山あいへ5分ほど進むと現れる落差20mほどの滝。周囲は夏でもヒンヤリとし、かつては国王も避暑に訪れたとか。

約280年前に建てられた豪農屋敷で、沖縄戦の戦災を免れて琉球王朝時代の民家構造を完全に残している。享保10年(1720)頃には地頭職であったため、士族屋敷の形式としての風格もある。ほかにもトゥングワとよばれる屋根裏部分を物置きに使用するために屋根が低くなっている台所や、フールとよばれる豚小屋などに特徴がある。中世の日本の家屋と中国の建築の影響が随所に見られ、琉球時代の裕福な農家の暮らしを今に伝えている。
