十州一覧台 日本寺境内にある展望台。鋸山山頂駅の先に日本寺の西口ゲートがあり、そこを左へ登ると頂には浅間神社がある。ここからの眺めは、北は筑波・秩父、西から南にかけては富士・大島まで十州に及んだとして、この名がある。
鋸山 かつて良質の石材の産地として大量の石が切り出され、ギザギザの岩肌が珍しい。山の南斜面には約1300年前に開かれた関東最古の勅願所・日本寺がある。拝観料を支払い「地獄のぞき」や、東海千五百羅漢、日本最大の磨崖[まがい]大仏様などのみどころを回ろう。
大仏広場 昭和44年(1969)に復元された磨崖仏としては日本最大の大仏さま。総高は31.05m、奈良東大寺大仏の約1.8倍。正式には「薬師瑠璃光如来」と称し、世界平和の象徴として復元建立された。また、中腹エリアにある日本寺鐘は国指定重要文化財である。
めがね橋 白浜町滝口の長尾川下流にかかる、石積み工法の洋式三重橋。3つのアーチがあるので本当はメガネではないが、川面に移る姿からめがね橋とよばれるようになった。橋は明治21年(1888)に、村民の寄付399円40銭で建設された。架設以前は川を歩いて渡っていたという。関東大震災にも壊れることなく、戦時中は戦車が通ったという頑丈な橋だ。昭和52年(1977)と平成5年(1993)に補修工事が行われ、建設当時の姿を留めている。県指定有形文化財。日本の名橋百選。
城山公園 房総の戦国大名・里見氏の居城跡を整備した公園。見晴らしのよい丘陵地に、館山城や館山市立博物館、日本庭園などが点在。花の公園としても親しまれ、1月上旬~3月中旬に咲く約200本の梅をはじめ、春には1200本の椿や約500本の桜、4月には6400本のツツジと季節の花々が楽しめる。
富山 滝沢馬琴[たきざわばきん]の『南総里見八犬伝』[なんそうさとみはっけんでん]の舞台として知られる山。山麓には里美義実[さとみよしざね]の娘・伏姫[ふせひめ]が犬の八房[やつふさ]と隠れ住んだと伝わる伏姫の籠穴[ろうけつ]などがある。標高350mのなだらかな山で、岩井駅併設のウォーキングセンターから岩婦湖[いわぶこ]などを巡る2時間程度のハイキングコースや、里見古戦場など八犬伝ゆかりの地巡りのコースもある。所要6時間。