萩日吉神社のやぶさめ 平安時代末期の武将・木曽義仲の家臣であったという7家が萩日吉神社に奉納する神事で、天福元年(1233)に始まったと伝わり3年毎に行われる。同神社の神楽とともに「萩日吉神社のやぶさめ」として埼玉県指定無形民俗文化財となっている。神馬が馬場を駆け抜ける馬見せの「朝的[まとう]」は10時頃から、的に矢を射る「夕的[まとう]」は15時頃から奉納される。射られた矢を拾うと福を呼ぶと伝わり、見物客は歓声を上げながら競って矢を拾い合う。
第92回幸手桜まつり 約1kmの堤両脇に、約1000本のソメイヨシノが植えられており、満開の時期には桜のトンネルを歩くことができる。また、桜堤の隣には広大な菜の花畑がひろがり、桜のピンクと菜の花の黄色とのコントラストが楽しめる。なお県営権現堂公園では、桜の季節以外にも、あじさい1万株(6月)、曼珠沙華300万本(9~10月)も楽しめる。 画像提供:幸手市観光協会
日枝神社春祭り(吉田林獅子舞) 江戸中期に日照りや干魃が続き作物がとれず、村に疫病が流行し多くの人が亡くなった。この惨状を見た、時の殿様が悪魔払いのために獅子頭3頭を奉納したのが始まり。現在は祭典行事として、春祭りには日枝神社にて奉納後、村内廻りが行われる。