金峯山寺蔵王堂節分会 鬼火の祭典 「福は内、鬼も内」と唱える珍しい節分会。10時~法要、11時~星供、鬼踊り、鬼の調伏式、12時~採灯大護摩供修法。13時から行われる「福豆まき」では豪華景品が用意されている。
蓮華会 蛙飛び行事 昔、金峯山へ登っていた男が蔵王権現や仏法を謗る暴言を吐いたところ、たちまちに大鷲にさらわれて断崖絶壁の上に置き去りにされてしまい、後悔しふるえあがっているのを通りあわせた高僧が蛙の姿に変えて吉野山に連れ帰り、蔵王堂で一山僧侶の読経の功徳によってもとの姿に戻した話を演じる。
おたいまつ(修二会) 17時から日中法要(薬師悔過)。19時からは大松明11本が桜花満開の境内を行道し、本堂の白壁がオレンジ色に輝くさまは古代に戻ったような風情。本堂では、桃の生花、南天、灯明の明かりで薬師如来の顔が浮かび上がるなか、天平時代から伝わる法要が営まれる。東大寺の二月堂修二会を始めた実忠和尚の御歯塔があるため、現在も東大寺から僧侶が出仕して行われており、長い歴史がある。※駐車場がないため公共交通機関の利用を推奨