二十日夜祭(延年の舞) 800年余の伝統に培われた舞が、夜中まで次々に披露される。作物の神である魔多羅神[またらじん]の祭儀で、献膳式や常行三昧供などの法要の後、厄年の男衆を中心とした約200人の献膳行列がJR平泉駅前から毛越寺までを練り歩く。境内では厄男が松明をぶつけ合う「火たきのぼり」を行い、その後、清められた堂内で「延年の舞」(国指定重要無形民俗文化財)が奉納される。
中尊寺菊まつり 愛好家たちが丹精込めて育てた千輪咲、懸崖、盆栽など約300株が本堂前や参道、金色堂前広場などに並べられる。紅葉とあわせて観賞できるのも魅力。※状況により内容の変更や中止になる場合あり。 画像提供:(C)中尊寺
三陸・大船渡 第28回つばきまつり 大船渡市は冬でも温暖で積雪がほとんど無く、ヤブツバキが自生する太平洋側の北限域と言われる。市南部に位置する三陸復興国立公園「碁石海岸」は、国の名勝・天然記念物にも指定され、エリア内にある国内最大級の屋内椿観賞施設「世界の椿館・碁石」では、12~4月頃にかけて世界13カ国600種の椿の花と香りを楽しめる。最盛期の2~3月頃には、つばきまつりが開催され、イベント開催日に椿にまつわる体験、椿スイーツや関連商品の販売、大船渡つばき娘による歓迎のほか、豪華賞品の当る人気椿投票も。 画像提供:つばきまつり実行委員会
早池峰神社蘇民祭 厄除け、無病息災、五穀豊穣を願い、裸の男たちが雪の境内で蘇民袋を奮い合う勇壮な祭り。袋の中には十二支の焼き印のある365個の駒が入っている。男たちが袋を押し合いながら参道を下り、参道入り口の鳥居のゴール地点で袋の口を押さえている人に駒が与えられる。
第24回奥州水沢くくり雛まつり くくり雛とは「押し絵」の技法でつくられた雛人形のこと。その起源は江戸時代にさかのぼる。内裏雛や三人官女、五人囃子などのほか、歌舞伎、おとぎ話などを題材にしたものなどが展示される。 画像提供:奥州水沢くくり雛まつり実行委員会