除夜の鐘(室生寺) 奈良時代末、興福寺の高僧が東宮(のちの桓武帝)の病気平癒の祈祷の行場としたのが始まり。高野山金剛峯寺が女人禁制だったのに対し、室生寺は女人の参詣を許可、女人高野と呼ばれた。鐘楼は境内にあり、除夜の鐘は1月1日0時からつくことができる。事前の予約は不要。鐘をついた人にカレンダーを進呈。奥の院に初詣した人に干支根付けか絵馬を先着100名に進呈予定。 画像提供:宝生寺
おたいまつ(修二会) 17時から日中法要(薬師悔過)。19時からは大松明11本が桜花満開の境内を行道し、本堂の白壁がオレンジ色に輝くさまは古代に戻ったような風情。本堂では、桃の生花、南天、灯明の明かりで薬師如来の顔が浮かび上がるなか、天平時代から伝わる法要が営まれる。東大寺の二月堂修二会を始めた実忠和尚の御歯塔があるため、現在も東大寺から僧侶が出仕して行われており、長い歴史がある。※駐車場がないため公共交通機関の利用を推奨