初日の出(雨晴海岸) 源義経の伝説が残る雨晴海岸より、富山湾越しに見る海越しの3000m級の立山連峰の稜線から昇る日の出は圧巻。「けあらし」(海面などに出る白いゆげ)が現れると、さらに風情が増す。周辺一帯は国定公園に指定されている。
除夜の鐘(瑞龍寺) 加賀藩2代藩主・前田利長の菩提を弔うため、3代藩主・利常によって建立された寺院。国宝として指定されている建造物も多く、江戸初期の禅宗寺院建築として高く評価されている。12月31日は22時から境内を点灯し開放する。
高岡万葉まつり「万葉集全20巻朗唱の会」 大伴家持が国守として在任し、美しい自然のなかで数多くの優れた歌を詠み、万葉集に残したことから、高岡市は「万葉のふるさとづくり」に取り組んでいる。その代表的な行事が「高岡万葉まつり」だ。長い歴史の中で受け継がれ、培われてきた文化・芸能を結集し、市内はもとより県内外から多くの人が参加している。2024年は、日中は高岡古城公園特設水上舞台での朗唱、夜間は応募された朗唱動画を高岡ケーブルネットワークと高岡万葉まつりの動画配信サイトで放映し、『万葉集』の全4516首をリレー方式で歌いつなぐ。 画像提供:高岡市
第71回全日本チンドンコンクール 松川べりの桜が咲き誇る頃、鉦や太鼓の音とともにやってくる技とアイディアを競い合うユニークなコンクール。全国から約100名のプロのチンドンマンが集結し、陽気な音色が鳴り響く。
第37回ふちゅう曲水の宴 12時45分から平安貴族さながらの装束を身にまとった歌人が水辺に座し、盃を乗せた羽觴[うしょう]が曲水に流され、盃が自分の前を通り過ぎないうちに和歌を作り詠ずる平安の雅を令和の世に再現する。