阿弥陀寺あじさい祭

防府天満宮には約16種1100本の梅樹がある。「梅は天神様のシンボル」。境内いっぱいに咲き誇りふくよかな香りで包まれる春の日に「梅まつり」が開催される。

寛弘元年（1004）10月15日、一条天皇の勅使が防府に遣わされ勅使降祭（お御霊を慰める祭典）が斎行され、初めて天皇からの「無実の罪」が奏上された。毎年「無実の知らせ」をお伝えし御心をお慰めするため、約5000人の裸坊が御網代、神輿を引き、縁深い勝間の浦まで渡御する壮大な祭典。

御祭神・菅原道真公の御生誕日を祝うお祭りで、最終日の5日夜には約4000発の花火が打ち上げられる。3日間を通して大石段や境内には約2000個のボンボリが並べられ、万灯祭が行われる。