法多山田遊祭 厄除観音として信仰を集める法多山尊永寺に、室町時代から伝わる田遊び。諸道具を携え、時代装束に身を包んだ村方衆一行の行列は、寺方衆の行列と合流して尊永寺本堂に到着。読経の後、村方衆により本堂南側の諸尊堂で奉納される七段の舞は、米作りの過程を表現したもので、国の選択無形民俗文化財に指定されている。 画像提供:袋井市
秋葉の火まつり 全国津々浦々に、分霊されている秋葉様の総本山である秋葉總本殿可睡齋。日本唯一の秋葉三尺坊大権現様の御真躰鎮座霊場として全国各地より大勢の篤信を得て、名実ともに火防の道場として現在に至っている。とくに毎年12月15日に修行される秋葉の火まつり『火防大祭』は、人々の心に光明を与え、まことの道を求める正しい生活に導き、新しい年に福を呼ぶ歓喜の一大修行である。また、最高潮のなかで行われる火渡りは、一切の災火災難・病いが除かれ、福・徳・寿命の御利益が授かる。参加自由。
お稚児さん巡行・稚児健康祈願祭・鎮花祭 3月下旬~4月上旬、境内の約15種200本の桜が次々と満開を迎え、お花見を兼ねた参拝者で賑わいをみせる。桜の時期に行われる祭典のうち、毎年4月3日に行なわれる稚児健康祈願祭では、お稚児さんの市内巡行や、舞殿での稚児舞奉奏がある。また、9日の鎮花祭は、花を散らす風を介して到来するという、災いや厄疫を払うため行われる。