除夜の鐘(喜多院) 広い境内に立つ山門、鐘楼門、慈眼堂なども国の重要文化財に指定されている。煩悩を払う108つの除夜の鐘の音が境内に響き渡り、新年を祝う。参拝客は鐘をつくことはできない(境内は見学自由)。除夜の鐘は0時~0時30分、除夜の本堂参拝は0~2時。
川越まつり 川越まつりは、川越藩主松平信綱が氷川神社に祭礼用具を寄進したことに始まり、しだいに江戸の「山王祭」「神田祭」の様式を取り入れながら変遷を重ね、受け継がれてきた。本家東京の祭りが山車から神輿に替わった今、かつての江戸天下祭を偲ぶ山車行事である。2005年、「川越氷川祭の山車行事」として国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年には全国33件の「山・鉾・屋台行事」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産に登録された。※混雑するので公共交通機関の利用を推奨。
ほろ祭 古尾谷八幡神社で行われる氏神に対する氏子入りの儀式。「ほろ」とは、薄桃色の紙で作る花を付けた36本の竹ひごを、背負いかごに挿し飾り付けたもの。ほろを背負う子どものことをホロショイッコという。子どもはそれを背負ってユサユサ揺らしながら独特な足取りで進む。 画像提供:川越市教育委員会
第92回幸手桜まつり 約1kmの堤両脇に、約1000本のソメイヨシノが植えられており、満開の時期には桜のトンネルを歩くことができる。また、桜堤の隣には広大な菜の花畑がひろがり、桜のピンクと菜の花の黄色とのコントラストが楽しめる。なお県営権現堂公園では、桜の季節以外にも、あじさい1万株(6月)、曼珠沙華300万本(9~10月)も楽しめる。 画像提供:幸手市観光協会
日枝神社春祭り(吉田林獅子舞) 江戸中期に日照りや干魃が続き作物がとれず、村に疫病が流行し多くの人が亡くなった。この惨状を見た、時の殿様が悪魔払いのために獅子頭3頭を奉納したのが始まり。現在は祭典行事として、春祭りには日枝神社にて奉納後、村内廻りが行われる。