うごく七夕まつり 七夕飾りを付けた町内地区ごとの山車が、威勢のいい囃子に合わせて勇壮に町を練り歩く。日没後は山車の飾りに灯りがともり、幻想的な風景が出現する。陸前高田では「うごく七夕まつり」のほかにも、山車をぶつけ合う「気仙町けんか七夕まつり」といったユニークな七夕まつりが伝承されている。
三陸・大船渡 第28回つばきまつり 大船渡市は冬でも温暖で積雪がほとんど無く、ヤブツバキが自生する太平洋側の北限域と言われる。市南部に位置する三陸復興国立公園「碁石海岸」は、国の名勝・天然記念物にも指定され、エリア内にある国内最大級の屋内椿観賞施設「世界の椿館・碁石」では、12~4月頃にかけて世界13カ国600種の椿の花と香りを楽しめる。最盛期の2~3月頃には、つばきまつりが開催され、イベント開催日に椿にまつわる体験、椿スイーツや関連商品の販売、大船渡つばき娘による歓迎のほか、豪華賞品の当る人気椿投票も。 画像提供:つばきまつり実行委員会
早池峰神社蘇民祭 厄除け、無病息災、五穀豊穣を願い、裸の男たちが雪の境内で蘇民袋を奮い合う勇壮な祭り。袋の中には十二支の焼き印のある365個の駒が入っている。男たちが袋を押し合いながら参道を下り、参道入り口の鳥居のゴール地点で袋の口を押さえている人に駒が与えられる。
第24回奥州水沢くくり雛まつり くくり雛とは「押し絵」の技法でつくられた雛人形のこと。その起源は江戸時代にさかのぼる。内裏雛や三人官女、五人囃子などのほか、歌舞伎、おとぎ話などを題材にしたものなどが展示される。 画像提供:奥州水沢くくり雛まつり実行委員会