津和野盆踊り大会 県の無形文化財に指定されている津和野踊りは念仏踊りを源流とする古風で優雅な踊り。踊り手の装束も、黒の覆面、白鉢巻にうちわを挿し、白振袖、黒股引、白足袋に雪駄と独特なもの。踊るたびに長袖の端につけた鈴がチリンチリンとかすかに鳴り風情もひとしお。10日に津和野町の盆踊りの始まりを告げる「柳まいり」が新丁通りで行われ、一番盛大な15日の「殿町盆踊り大会」まで、旧津和野町内の13地区で披露される。 画像提供:一般社団法人津和野町観光協会
青柴垣神事 天孫降臨に先立ち、高天原の神は大国主神が治める出雲の国は天孫が治めるべきであると使いを遣わす。大国主神はこれに対し、「私の一存では決められない」と御子神の事代主神へ答えを求める。美保で釣りをなさっていた事代主神は直ちに、「この国は天孫に献上すべきである」と答え、海中に青柴垣を造ると、その中に身を隠した。青柴垣神事はこの神話に由来する神事で、一年間海に入り潔斎をした氏子がそれぞれ大漁旗や榊で装飾をした2隻の船に乗り、一週間に及ぶ祭のクライマックスを迎える。 画像提供:美保神社
金谷城山桜まつり 島根県の天然記念物に指定されているエドヒガンの一本桜。毎年、春になると市外・県外からも多くの観光客や写真家たちが訪れる。桜まつりでは、石見[いわみ]神楽やこども神楽上演、飲食ブース設置、地元特産品の販売などもある(10~15時)。