除夜の鐘(喜多院) 広い境内に立つ山門、鐘楼門、慈眼堂なども国の重要文化財に指定されている。煩悩を払う108つの除夜の鐘の音が境内に響き渡り、新年を祝う。参拝客は鐘をつくことはできない(境内は見学自由)。除夜の鐘は0時~0時30分、除夜の本堂参拝は0~2時。
川越まつり 川越まつりは、川越藩主松平信綱が氷川神社に祭礼用具を寄進したことに始まり、しだいに江戸の「山王祭」「神田祭」の様式を取り入れながら変遷を重ね、受け継がれてきた。本家東京の祭りが山車から神輿に替わった今、かつての江戸天下祭を偲ぶ山車行事である。2005年、「川越氷川祭の山車行事」として国の重要無形民俗文化財に指定され、2016年には全国33件の「山・鉾・屋台行事」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産に登録された。※混雑するので公共交通機関の利用を推奨。
川越百万灯夏まつり 江戸時代に始まった提灯祭りがもとで、現在は市民まつりとして開催。27日(土)・28日(日)には本川越駅前を中心に「OH!通りゃんせKAWAGOE」の踊りが開催され、28日(日)は火縄銃鉄砲隊演武などが行われる。一番街商店街まで、蔵づくりの街並みをバックに情緒ある様子が見られる。駐車場はないので公共交通機関を利用のこと。※荒天等により縮小・中止の場合あり
第92回幸手桜まつり 約1kmの堤両脇に、約1000本のソメイヨシノが植えられており、満開の時期には桜のトンネルを歩くことができる。また、桜堤の隣には広大な菜の花畑がひろがり、桜のピンクと菜の花の黄色とのコントラストが楽しめる。なお県営権現堂公園では、桜の季節以外にも、あじさい1万株(6月)、曼珠沙華300万本(9~10月)も楽しめる。 画像提供:幸手市観光協会
日枝神社春祭り(吉田林獅子舞) 江戸中期に日照りや干魃が続き作物がとれず、村に疫病が流行し多くの人が亡くなった。この惨状を見た、時の殿様が悪魔払いのために獅子頭3頭を奉納したのが始まり。現在は祭典行事として、春祭りには日枝神社にて奉納後、村内廻りが行われる。