百手的神事 悪魔祓いの神事で、氏子全員の厄を背負って立った役主が弓を引き矢を放って悪魔退散を祈る意味を持つ。役主2人のうち年長者の方を大前、他方を小前といい、まず大前が「カンの矢」と大声で叫びながら的を目指して2本の矢を放つ。※状況により中止になる場合あり。
八朔牛突き大会 隠岐の島町佐山牛突き場で開催され、隠岐「牛突き」を代表する最も歴史ある大会。大会当日は島後の各地区から選抜された牛が集まり、激闘を繰り広げる。島根県無形民俗文化財に指定されている。※主会場の佐山牛突き場は変更になる場合がある。
第38回隠岐しげさ節全国大会 隠岐民謡の代表曲「隠岐しげさ節」を唄部門、三味線部門それぞれ初級、中級、上級に分かれて競い合う全国大会。子ども大会も年々レベルが上がり、大会に花を添えている。フェリー・高速船で来島する場合は、JR松江駅から、七類港・境港行きの連絡バスを利用。飛行機の場合は、出雲縁結び空港・大阪国際空港(伊丹)から直行便を利用。 画像提供:隠岐の島町
青柴垣神事 天孫降臨に先立ち、高天原の神は大国主神が治める出雲の国は天孫が治めるべきであると使いを遣わす。大国主神はこれに対し、「私の一存では決められない」と御子神の事代主神へ答えを求める。美保で釣りをなさっていた事代主神は直ちに、「この国は天孫に献上すべきである」と答え、海中に青柴垣を造ると、その中に身を隠した。青柴垣神事はこの神話に由来する神事で、一年間海に入り潔斎をした氏子がそれぞれ大漁旗や榊で装飾をした2隻の船に乗り、一週間に及ぶ祭のクライマックスを迎える。 画像提供:美保神社