北房ぶり市 江戸中期、元禄13年(1700)から始まり、「ぶり市の風にあたると風邪をひかない」と伝わる伝統ある市。真庭市呰部[あざえ]の商店街で2月第1日曜に開かれる。交通の要衝の地として当時から栄え、海産物の乏しい山間部のため、「正月くらいは」と代官がブリ売買を許可したということから始まったと伝わる。日本海から直送されたブリが並べられるブリ小屋が開設されるほか、特産品や陶磁器、日用品などを扱う露店も出る。代官が詰める関所も再現され、市を盛り上げる。
はんざき祭り(花火) はんざきとはオオサンショウウオのこと。温泉薬師祭礼、はんざき大明神祭礼に始まり、道中ばやし、総踊りでは温泉街を練り歩き、お祭り広場へと進む。はんざき山車や、はんざきねぶたも見物できる。フィナーレでは打ち上げ花火もある。
大平山 さくらまつり 瀬戸内海の多島美と虫明の牡蠣いかだを眼下に、さらには淡路島や四国の山並みをも見晴る、眺望がすばらしい岡山いこいの村。敷地内の野鳥の森には、約2000本のソメイヨシノやオオシマザクラが植えられており、開花時期には花見客で賑わいをみせる。桜の見頃に合わせて開催される桜まつりは、施設内での屋台(たこ焼き、カキオコ、綿あめ、焼いも、ポップコーン)やBBQコーナーと古着屋の出店。また、喫茶コーナーでは季節のデザートも食べられる。売店では花見弁当の販売もある。